押出成形ラボ

プラスチック押出成形のことなら、あらゆることをご相談ください

[受付時間]9:00〜17:00(平日)

押出成形ラボ 試作品紹介 カラクル パイプ(PP+卵殻)

概要

押出成形ラボ 試作品紹介 カラクル パイプ(PP+卵殻)

押出成形ラボを運営する三協化成株式会社では日々お客様からの依頼に対応しています。その中には弊社で取り扱ったことのない材料や技術の問い合わせもあり、弊社スタッフの技術向上の為、積極的にチャレンジしています。今回は弊社スタッフが製作した試作品を紹介していきます。

【カラクルについて】
今回の試作品はカラクルを使用してパイプを製作しました。カラクルとは廃棄される卵殻とPPを配合して製作されたバイオマスプラスチックです。

【カラクルのメリット】
① 国内で持続的に国内自給ができる低価格バイオマスプラスチック
日本は世界No.3の卵殻資源保有国です。そのため、輸入品が多く供給不安があるバイオポリマーの中でも卵殻は持続的に国内供給できる低価格バイオマス素材となります。
② 卵殻の配合比率を50%以上にすることで一般廃棄物として処理ができる
脱プラスチックやプラスチック廃棄の低減を目的とした製品におすすめです。
※一般廃棄物処理に関する詳細は各業界団体・各自治体に確認してください
③ 廃棄資源の低減・CO2の削減(卵殻パウダーのLCA値 0.18kg-CO2e/kg)
食品加工工業・割卵業者から年間20~30トンの「たまごの殻」が動物残渣産業廃棄物として発生します。そのうちの卵殻の約80%、約16~24万トンはCO2を発生させる「焼却」や「埋立て」で処理されています。卵殻をバイオマスプラスチックに使用することで廃棄物を減らすことができます。
また、卵殻の配合比率を増やすことで使用するプラスチックの量が少なくなるためCO2削減ができます。

【試作品情報】
・外径:φ20mm 内径:φ16mm 肉厚:2mm
材質 カラクル(PP+卵の殻)

試作品は試作パイプ型を使用し製作しました。表面がザラザラしており、触感はバイオマスプラスチックのMAPKA(PP+紙)に近いです。
せんべいのような独特なにおいがします。
材質がPPのため塗装は難しいと思いましたが、塗装用ペンキを塗ったところきれいにペンキがのりました。
カラクルはMAPKA同様成形難易度が高く、成形温度等の条件を調整後再度試作にチャレンジできればと考えています。

当社では今後も異種材料を使用した試作を行っていきます。お客様からの問い合わせが多い軟・硬質樹脂押出成形品を中心に試作を行う予定です。
当社で製作した試作品が完成しましたら、お役立ちコラム、メルマガ、押出成形ラボにて紹介したいと考えています。

カラクルの製品実績はこちらから→

カラクル パイプ(PP+卵殻)

その他・情報:三協化成の加飾技術と品質確保

■様々な種類の材料を使用することで硬質三色成形の単色から木目調など幅広い色調の製品を形成できます。

■ラミネート貼り付けによる外観加飾が可能です。

■センサーカメラとモニターを使用したインラインでの品質確保が可能です

その他・情報:三協化成では デザインを形にします

■「樹脂化設計」に我々の知見でお応えします。「樹脂化設計・金型設計」のみ、から「量産」までの全てのステージでお応えします。

戻る

同じカテゴリーのお役立ち技術コラム