押出成形ラボ

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押出成形の概略と原理

概要

 

 

押出成形の概略と原理

 

樹脂の押出成形加工とは、加熱して柔らかくした材料を金型を通して成形することで求める形状を得る加工方法です。

連続的に押し出された成形品は、どこを切っても金太郎飴のように同じ形状となります。

 

下図に示した概略図は単純形状の押出成形品の例ですが、複数材料を組合わせて1つの押出成形品を成形する多色成形(2色成形、3色成形)や、成形品の表面にヘアライン等の形状を付ける、ワイヤーを成形品の内部に入れて成形するといった多彩な押出成形加工が可能です。

 

 

押出成形の成形プロセス

 

押出成形加工は以下の図のようなプロセスで進みます。まず押出機のホッパーに投入された材料は加熱され、柔らかい状態となり金型へと進みます。

 

金型で成形品の形状がおおよそ決まり、その後サイジング(矯正型)と呼ばれる金型を通り、冷却と同時に求める形状・精度になるよう仕上げを行います。その後冷却槽を通り、樹脂を固めて製品形状が確定します。

 

その後は製品の補完・梱包形態に合わせて様々ですが、切断や巻取り等の工程を挟み、商品のパッケージングを行います。

 

 

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