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押出成形ラボ 試作品紹介 カラクル パイプ(PP+卵殻35%)

概要

押出成形ラボ 試作品紹介 カラクル パイプ(PP+卵殻35%)

押出成形ラボを運営する三協化成株式会社では日々お客様からの依頼に対応しています。その中には弊社で取り扱ったことのない材料や技術の問い合わせもあり、弊社スタッフの技術向上の為、積極的にチャレンジしています。
今回は弊社スタッフが製作した試作品を紹介していきます。

【試作品について】
今回の試作品はカラクルを使用してパイプを製作しました。カラクルとは廃棄される卵殻とPPを配合して製作されたバイオマスプラスチックです。
カラクルに関しては下記URLのページにてまとめてありますのでご確認ください。

カラクルに関してはこちらから→

カラクル パイプ(PP+卵殻35%、消臭処方レベル3)

 

 

【試作品情報】
・外径:φ20mm 内径:φ16mm 肉厚:2mm
材質:カラクル(PP+卵の殻35%配合 防臭処方レベル3)
色調:青

今回の試作品も試作用パイプ型を使用し製作しました。前回はカラクル(PP+卵の殻55%配合)、今回はカラクル(PP+卵の殻 35%配合 防臭処方レベル3)の材料を使用し試作を行いました。
前回の試作品と今回はカラクル(PP+卵の殻 35%配合 防臭処方レベル3)の試作品を比較したところ下記の通りの結果となりました。

まず、触感に関して前回の試作品は少しざらざらしており、MAPKAに似た触感となります。一方で今回の試作品はかなりざらざらしており、岩肌に似た触感となります。強度に関しては前回試作品の方が今回試作品よりも強度があるように考えます。前回試作品は力を入れたときに少し形が変わる程度でしたが、今回の試作品は力を入れると形が楕円形状に変形します。(力を抜くと元々の形に戻ります)
試作品の臭いに関しては前回、今回の試作品ともにエビせんべいのような臭いがします。前回の試作品は成形した後数日たっても臭いが残りますが、今回の試作品は成形して時間がたつと臭いがなくなります。成形に関して、前回、今回の試作品ともに押出時に独特なにおいがします。そのため、生産時には吸排気装置が必要となります。成形時には吐出流動が発生します。製品に強度がないため、引取機の調整が困難となります。前回の試作品は材料に伸びがないため、すぐに切れてしまいます。試作前に乾燥を行いましたが、成形時には試作品の断面に気泡が発生しました。
カラクルの肌感は他に類を見ない質感と考えます。この質感を活用した商品開発ができれば魅力的な商品を開発できるのではないかと考えます。

弊社では今後も異種材料を使用した試作を行っていきます。お客様からの問い合わせが多い軟・硬質樹脂押出成形品を中心に試作を行う予定です。
弊社で製作した試作品が完成しましたら、お役立ちコラム、メルマガ、押出成形ラボにて紹介したいと考えています。

その他・情報:三協化成の加飾技術と品質確保

■様々な種類の材料を使用することで硬質三色成形の単色から木目調など幅広い色調の製品を形成できます。

■ラミネート貼り付けによる外観加飾が可能です。

■センサーカメラとモニターを使用したインラインでの品質確保が可能です。

その他・情報:三協化成では デザインを形にします

■「樹脂化設計」に我々の知見でお応えします。「樹脂化設計・金型設計」のみ、から「量産」までの全てのステージでお応えします。

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