押出成形ラボ

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押出成形ラボ 試作品紹介 生分解性樹脂パイプ

概要

押出成形ラボ 試作品紹介 生分解性樹脂パイプ

押出成形ラボを運営する三協化成株式会社では日々お客様からご依頼に対応しています。
その中には弊社で取り扱ったことのない材料や技術の問い合わせもあり、弊社スタッフの技術向上の為、積極的にチャレンジしています。
今回は弊社スタッフが製作した試作品を紹介していきます。

【試作品情報】
・外径:Φ20mm
・内径:Φ16mm
・肉厚:2mm
・材質:生分解性樹脂(射出グレード)

【試作品について】
今回の試作品は当社既存パイプ金型を使用し生分解性樹脂パイプを製作しました。
生分解性樹脂とは生分解性を有しており、微生物で分解され自然に還元される樹脂です。
生分解樹脂が自然界に流出した場合、微生物の働きによって分子レベルまで分解することができます。
最終的には「水」と「CO2」になって植物の光合成等に使用され、自然に還元される特性を持ちます。
※実際の分解には外的要因(主に温度・湿度等)も大きく影響します。
今回の試作はMFRが高い射出グレードの材料を使用したため、かなり押出成形に苦労しました。材料的に試作レベルの成形は可能と考えますが、現状だと量産は難しいです。
今後は弊社でも生分解樹脂での押出成形品の量産ができるように材料の選定等を行っていきたいと考えています。
現在、今回製作した試作品を使用して生分解経過の観察を行っています。
材料メーカーによると180日で生分解が完了するとの話ですので生分解経過の観察が完了しましたらお役立ちコラムに掲載したいと考えています。

弊社では今後も異種材料を使用した試作を行っていきます。
試作品が完成しましたら、お役立ちコラム、メルマガ、押出成形ラボにて紹介したいと考えています。
また、弊社では開発材や試作材などの試作対応も行っております。
自社で作った材料やご指定の材料での試作も対応可能です。
試作対応に関してご興味がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。

試作品の詳細はこちらから→

 

生分解性樹脂 パイプ

その他・情報:三協化成の加飾技術と品質確保

■様々な種類の材料を使用することで硬質三色成形の単色からメタリック調、木目調など幅広い色調の製品を形成できます。

■ラミネート貼り付けによる外観加飾が可能です。

■センサーカメラとモニターを使用したインラインでの品質確保が可能です。

その他・情報:三協化成では デザインを形にします

■「樹脂化設計」に我々の知見でお応えします。「樹脂化設計・金型設計」のみ、から「量産」までの全てのステージでお応えします。

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