中空押出成形品の中空部分 集約コストダウン提案
概要
Before
中空製品は断熱性の向上をはかるため、断面形状がマルチチャンバー(多層形状)になっています。中空を1つ作るためには金型の中子部品が1つ必要となります。中空が増えると中子部品も増えて、金型費が高くなります。中空部分を形どる為に、一般的には□形状のような単純な形で中子部品をつくります。
After
中子部品を異形状にすることで中空部を集約して金型の部品点数を減らし、金型費をコストダウンすることができます。強度・断熱性などの基準をクリアしている場合となりますが中空部が減ることでリブの断面積も減るので単重の低減に繋がります。開発設計段階で必要最低限の費用で必要な機能を達成するご提案をさせていただきます。